本学では、災害支援活動を通して「支えられる人から、支える人へ」と成長していってほしいと思っています。
災害支援活動を通じて「相手の痛みを想像する力」「互いに支え合う力」「困難でも前を向いて行動する力」を身につけることが、本校のボランティア活動の大きな目的です。
災害を乗り越えるのは、決して一人の力ではできません。秀岳館高等学校は、これからも地域の皆様とともに歩みながら、社会に貢献できるような人材を育成します。
最近の取り組みをご紹介いたします。
令和8年熊本地震「今、私たちにできること」
秀岳館高等学校は、2026年(令和8年)の熊本地震において自らも被災し、学校生活の立て直しを進める中にあります。しかし、そんな今だからこそ、「自分たちのことをしながらも、地域のためにできることはないか。」と、生徒・職員が話し合い災害支援活動を行っています。
~活動の記録~
・【8月1日(土)~8月24日(月)】避難所での物資支援(八代市総合体育館)
震災直後、激しい余震が続く中、約200名の寮生と職員は大きな不安の中にいました。その際、八代市や関係者の皆様が、私たちの安全のために八代総合体育館の小アリーナを避難所として快く提供してくださいました。心より感謝申し上げます。
その後、「避難所の物資ボランティアの人手が足りない。」というお話を伺い、今度は私たちが恩返しをする番だと、柔道部・雅太鼓部・インターアクト部などの通学生を中心に、物資の整理や配布をお手伝いさせていただきました。地域の方々や運送会社の方々と共に汗を流した時間は、生徒たちにとってかけがえのない学びの場となりました。8月29日に「ニュースevery」で放映されました。
・【8月29日~8月31日】 心を通わせた炊き出し(鏡町コミュニティセンター)
・【8月29日(土)~8月31日(月)】心を通わせた炊き出し(鏡町コミュニティセンター)
寮生たちが帰寮すると、生徒会を中心に新たな支援の輪が広がりました。国際ボランティア学生協会(IVUSA)の大学生の皆様のご協力のもと、避難所の炊き出しをお手伝いさせていただきました。
避難所生活の厳しさの中にあっても、おばあちゃんやお母さん方が優しく野菜の切り方を教えてくださり、私たちの心まで温かくなりました。「ありがとう。温かいご飯が一番うれしい。」と涙ぐんで喜んでくださる姿に、「支援をしているのではなく、私たちの方がたくさんの温もりをいただいているのだ。」と深く実感しました。
・【9月19日(土)】 感謝を込めた事務所の片付け(八代市旭中央通り)
日頃から本校を温かく支えてくださっている方の事務所が被災され、女子サッカー部49名・職員4名の計53名で、荷物の搬出や災害ゴミの片付けに伺いました。
災害救援団体「コミサポひろしま」の小玉代表から効率的な分別の仕方を教わりながら、トラック6台分の重いロッカーなどを運び出しました。誰かの役に立てる喜びから、生徒たちの顔には自然と笑顔がこぼれ、その生き生きとした姿に、私たち職員も嬉しく思いました。
・【9月26日(土)】 サプライズに励まされたブロック塀撤去(八代市植柳町)
本校1年生の自宅の片付けと、地域の民家で崩れてしまったブロック塀の撤去作業を、雅太鼓部・女子野球部(3年生)・生徒会・職員の計16名で行いました。
住民の方から「地震で辛かった気持ちが軽くなった。生徒からパワーをもらったよ。」と優しい言葉をかけていただき、胸が熱くなりました。さらに作業中、八代市出身のバドミントン元オリンピック選手・陣内貴美子さんが通りかかられ、「生徒たちへの差し入れに。」と飲み物を届けてくださるという温かいサプライズがありました。地元を想う先輩の優しさに触れ、一同元気をいただきました。
※10月以降も長期的な災害支援活動を行っていきます。活動の記録は、随時インスタグラムにて報告します。









